宮崎の四季より

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<<   作成日時 : 2006/08/13 18:19   >>

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今日は実家へ行きました。妹夫婦は夜に旦那さんの実家に行く予定なので、昼間からのお酒でした。仏壇に線香をたいてご先祖さまに語りかけました。一番身近なご先祖さまは、母の父である、じいちゃんです。父親のいなかった頃のぼくを釣りに連れて行ってくれました。靴職人で焼酎のすきなじいちゃんでした。じいちゃんの話もいつか書きたいです。

妹の旦那とぼくはビール、父は焼酎です。次第に酔いもまわります。そして、また面白い話を聞けました。
昨日妹は職場で歓迎会をしてもらい夜中の一時まで飲んでいたそうです。旦那は寝ないで待っていた。との話になりました。
ぼくは、以前やはり妻の歓迎会があり、平日でしたが、送り迎えを引き受けていました。10時には終わる。と聞いていたのに、なかなか連絡がありません。(電話くらいできるはずなのに・・・)さらに遅くなり、とうとう12時を過ぎました。普段も酒を飲まない妻は少し飲んでもふらふらになります。心配をしましたが、それも通り越して腹がたって寝ました。真夜中過ぎに電話がありましたが、ぼくは頭に血が上り「タクシーでかえってこい! 今何時だとおもっているんだ!」と怒鳴りました。この喧嘩はそうとう長引きました。(笑)

すると、母が話しだしました。「そげな事があった」どうやら、母もあったようです。
夜中を回り心配していた父は、ぼくと同じように頭にきたらしく、玄関に母の大切にしている三味線とその横にはハンマーを置いていたそうです。ハンマーで三味線を叩き壊してやる! と並べていたらしいです。
ぼくと父は血はつながっていませんが、なんだか似ているようです。(笑)
「お父さん、おれはお父さんの気持ちがわかるよ!」とおどけて言いました。そのときは深刻な喧嘩でしたが、今では笑い話です。

先日父と母はうなぎを捕りに行ったらしいです。最近父はうなぎ捕りに夢中のようなのです。
うなっつぼと呼ばれる、竹製のうなぎを捕獲するわなで毎回うなぎを捕ってきます。そして、そのうなっつぼを自分で作ったと聞きました。ぼくの知らない父です。仕事と焼酎だけかと思っていたら、そんな事もできるんだと初めてしりました。いまなら、父に言えそうです。「ぼくにも作り方教えて!」きっと父は教えてくれるでしょう。ぼくは物語の中で、父親に魚を捕る銛「うっつき」の作り方を教えてもらうと書きました。しかし現実にはそんな普通の親子ならあるはずの事もありませんでした。ぼくが物語の中で主人公のしゅういちに体験させてやりたかった、父から教えてもらう事は憧れでもありました。今なら教えてくれるでしょう。ぼくも素直に言えるでしょう。
「おとうさん、作り方おしえて!」

酔った父はこう言いました。
人差し指を突き出して、「これを書け!」
父の右手の人差し指は先端がありません。父が小学生の頃、うなぎの仕掛けをあげに行く前、牛の餌を切っていました。まわりで友達がせかせます。
「ノブやん。はよういこう!」
「おう、まっちょけ。もうすぐ終わる」
油断して目を離したとき、大きな餌を砕く刃で右手の人差し指を切り落としてしまったのです。
この、エピソードは『こぶし』にも書きました。
「なあ、書け」と父は言いました。
「そうだ、まだあるぞ! とめきちさんが捕ったうなぎを箱につめて隠してあってな。そのうなぎ30匹はいたな。それを正雄と盗んで担いで逃げた」
「それで、どうした?」
「全部食った!」
超のつく悪がきだった父の話。今だから聞けるのでしょう。あのころ、決して父の話に耳をかさなかったぼく、そのぼくに厳しかった父。
三丁目の夕日ではありませんが、縁もゆかりもない他人の親子は今こうして話をします。
まだまだ、しらない父の姿をこらからも聞くことができるでしょう。それはきっと縁があったから、ご先祖様が生きていたから。父の父親は指を切った父をしかりつけ、ぶん殴ったような人です。いまなら、虐待でニュースになるのかな? 
でも、そのお陰で父には鋼があります。そしてその鋼は血もつながらないぼくにも受け継がれているのかもしれません。
そういう、ぼくは昨日、右手の人差し指を切りました。5針縫いました。右手の人差し指だけで、もう20針縫っています。昼真から酒をのみ、ほろ酔いで病院にいってしまいました。(汗)
切り落とした父よりましですが、いい加減怪我もしないようにしなくては・・・。
そんなこんなのお盆でした。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お酒を飲みながらの想い出話、温かい光景が目に浮かびます。
だんだん心が通い合う、風馬さんとお父さん。
>現実にはそんな普通の親子ならあるはずの事もありませんでした。
だからこそ、書きたい…んですよね。風馬さんの気持ち、私にもよくわかります。
「同じ」と言っては言い過ぎになりますが、私にも同じような思いがあります。
やっぱり書いておきたいと思いますもん。
お怪我、早く治りますように!
ひまわり
2006/08/15 16:23
ひまわりさん
読んでくださってありがとうございます。
なんだか、とりとめの無い文章ですね。「絞りこむ」がたりません。(汗)
でも、言いたいことが山ほどあって、伝えたいことが山ほどあって・・・。だからこそ、書いていくんだと思います。あふれる思いこそ、書く事の原点だとおもいます。だから、書いていきましょうね!
怪我は順調に回復しております。ありがとうです^^
風馬
2006/08/16 18:15

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